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ガラパゴス

 

 携帯やスマホに関する某掲示板の該当板及びスレッドの普段の内容の多くは、ノイズや雑談で占められている。スラングとして秀逸だなあと思うのは、三大キャリアの略称で、どれも漢字一文字が当てられている。

 docomoが「茸」、auが「庭」。

 庭と呼ばれる由来は、過去にアイドルグループ「嵐」を起用したCMで「ようこそauの庭へ」なるフレーズを使ったことによる。

 で、softbankが「禿」である。禿電禿電とためらいもなく呼ばわっている様子は、客観的に眺めるとかなりじわじわくる光景ではある。

 

 先日そのsoftbankの社長が報道ステーションに出演し、力を注いだというロボットをお披露目していた。

 ネットの反応は決して芳しいものではなく、人形遊びより本業やれよ、携帯事業はどうなってるんだ、ご乱心か、などの辛辣な言葉も並んだが、私は彼が何の脈絡も勝算もなく事を始めたとはどうも思えず、いったい何の流れなんだろう、と思いながら、つるりとした風貌のロボットを眺めていた。

 

 いまはアメリカに足場を移している孫正義の思考の切れっ端らしいものを捉えたと感じたのは、その週末に掲載された新聞記事のある特集を読んだときだった。

 http://www.asahi.com/articles/ASG660FBKG65UHBI03C.html

 http://www.asahi.com/articles/ASG666TGTG66UHBI02G.html

 自分は、情報という面では閉ざされた島の中にいるようなものかも知れない。これは鎖国とは違い、誰かの手によって閉ざされているのではないだけに余計に厄介だと感じる。