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化粧

 

 女子高生の頃は今よりずっとむくみ顔で、それを気にしていつも目尻にブラウンのアイラインを引いていた。

 数年前、販売店で仕事をしていた頃に、一時高校生のバイトが来てたけど、いつもしっかりとつけまをしていて隔世の感があった。いまは自由でいいなあ。

 話を戻すとその、そっと入れているつもりのアイラインを時々家庭科の先生に咎められたりしていたのだけど、自分にとってはもはや儀式のようなもの(笑)なのでやめるつもりもない。翌日にはしれっと知らんふりでまた引いている。

 いたちごっこのようなものだが、向こうは「若い人が化粧をするのはよくない」と親切心で注意をしてくるので、無碍にもできないのだった。

 

 で、ちょうどその頃、図書館司書の先生がお勧め本に推していたのが「あぶない化粧品」。

 とりあえず1冊目はgkbrしながら読んだ。うぶな私だったので。

 2冊目で「は?」と思い始め、3冊目(に行くまでにやめようよ…)でどんどんエスカレートした著者のアジテーションが「化粧する女は人間として失格」だったか「化粧する女は母になる資格がない」だったか、そのへん正確な文言はうろ覚えだけど、それを見て不愉快に思って本を閉じて以来、その著者の本はまともに読んでいない。同著者による、買ってはいけない本のブレイク時も、あああの人やん、とスルーした(※)。

 

 今は先生に叱られることもなく本に脅かされることもなく、毎日化粧を楽しめている。ファンデとかんたんなアイメイク程度だけど、外に出る予定のない日でもそれを続けているのは別に永遠の反抗期だからとかではなくて、単にファンデでカバーしていたほうが肌の調子がいいからだ。

 

 

 

 ※それぞれの本の問題点については、いろんな人が取り上げているので私はパス。