カオス

 

 用事で図書館に行き、帰りがけにCDの棚を眺めていたが、ここの並び順はざっくりとしたジャンル分けの中での純然たるあいうえお順なので、アンジェラ・アキの隣に淡谷のり子があったり、筋肉少女帯の隣が工藤静香だったりして、なかなかのカオス具合だ。

 

 80年代前後の歌謡曲やニューミュージックの層の厚さは結構感心するものがあって、好きな人には宝庫かも知れない。

 沢田研二と猿岩石が同じ棚に並んでるのを見たときは、ああそういえば昔はジュリーも痩せてたし有吉もなんか歌ってたよなあ、と自分がすごく年をとったかのような気分を食らった。

 

 それはそうと、「真心ブラザーズ」が「し」の棚にあったのは、あれでよかったんだろうか。