新しい職場に勤め始めて一週間足らず。
どうやら以前他社で担当していた業務を持たせてもらえる可能性が大きくなってきた。私は回り道をして戻ってきたのだなあ。
昨日夕刻、知人からメッセージが送られてきた。
先日一度だけ顔を合わせた人が、友だち申請をしたいと言っているので受けてもらえるようお願いします、といった内容だった。
朝UPした日記に書いた内容の後半はその時に考えたものだ。SNSを自分はどう使うか。ネット上のお付き合いにしてもどこまでの範囲にするか。それまでは漠然としたまま放っていたし、それでも大して困らなかった。
結論から言えばお断りをした。
身内か過去に実際に付き合いのあった方だけに限っているという理由を立てた。
人脈を作るのがSNSの役目なのに、と思う方も多いだろう。
ただ、今は覚えることが山ほどあって、おそらくこの先1ヵ月は仕事のことで頭がいっぱいだ。そんな時に、人となりを詳しく知らない人を招き入れる気にならなかったし、お付き合いも多分できない。
今朝書いていた、実名SNSはポストとして使うというポリシーは、この時のたった5分ほどの思案の末に形になったものだ。この先も実際知っている人だけを承認することになる。
断り文句に、わがままとは思いますが、と入れた。
私はわがままを通している。
その人を紹介してきた知人には、先日の音楽イベント時にステージに立つことを何度も求められていたが、そのつど丁寧に断った。
舞台に立ってもらいますよ、それが僕の目標です。練習できてなくてもリハビリだと思えばいいじゃありませんか、と彼は言うけれど、私の場合ほんとうに演奏したり歌ったりしたかったら人に言われなくても、または止められても、もうすでに自分ひとりで勝手にやっている。人が思う以上に、私は根っからわがままなのだ。