起き抜けに読んだ朝刊のかたすみに載っていたのは、昭和の昔に連載された4コマ漫画「フジ三太郎」の今では考えられないディテールに若い人が驚くという話。
それは宅急便の扱い。届けに行ったお宅が留守のとき、昔は近所に預けて帰るのがデフォ。
50音順電話帳なんてものが、各戸に一冊配布されていたようなのどかな時代だった。
ただ、のんびりした時代であっても、トラブルがなかったわけがない。
現に知人宅の近所では、贈答用メロンが受取人の手に渡る前に無惨な最期を遂げてた。預かったほうの人がちょっとおかしいのを近所の人は知ってたけど、宅急便のドライバーにはそこまでわかんないよね。