レジスタンス(青)の側で二年半続けてきたingressをやめる事にした。
やめるやめると言う奴ほどやめないというのはこの世界では定説となっている。私もそうなる可能性が全くないではない。万が一そうなったら格好が悪いので、顔を出していたHOには特にそれらしい話もしていない。
理由は一つではない。大まかに分けてみると、一つ目は「飽きた」。二つ目の理由は「時間が無くなった」。
この二つの理由は双子のようなもので、時間がないから遠くへ行けない。地元中心のルーティンは飽きるのだ。
以前プレイのペースを落とすとブログに書いた後なし崩しにペースが戻ってしまったが、あの時も生活リズムが崩れてしまって睡眠が十分に摂れていないことに対する危機感があった。
仕事が終わってまず食料品などの買い物をし、夕食を作る。食べ終わって食器を片付け、洗濯物を畳んで仕舞ってやっと手が空く。もう夜中だ。そこからプレイしているのだから必然的に睡眠時間を削ることになる。当時、敵方は夜中の二時を回っても反撃しに戻ってきたりしていたので、応戦していると風呂に入って寝るのが夜中の三時になったりすることもざらにあった。
実際には味方の皆さんが連携や作戦で華々しく活躍していた時間帯はそこではなく、私がフライパンを握ってたり皿を洗っているあたりである。
プレイするのが夜中なら補給はいつするのかっていうと、仕事の帰り道だったり休日を丸々それにあてたりしていた。味方の高レベルポータルが寄り集まったファームへ出かけるのだ。
私は当時からアイテムの確保には頭を悩ませていたので、グリフハックのオニキスメダル(Translator)はかなり早い時点で手に入れていた。ハックできるポータルの数が少ないので、グリフに失敗せず、なるだけ多くのアイテムを絞り取る必要があったからだ。
しかし。
2015年の秋にいくつか追加された課金アイテムの中にフラッカーというものがある。これはポータルから出るアイテムを倍増する役割のもので、このアイテムの出現で補給の主流がファームからFF(アイテムの補給パーティのようなもの)へと変わる弾みがついたと私はみている。
週に何度も場所を変えてFFが行われる。大量補給大量消費でゲームのペースが速い。
私はFFに出る都合がつかないので、休日に高レベルポータルをIITCで探して回っていたのだが、下手すると休日がいつも潰れてしまう。
なので去年の夏頃から、赤カプセルで増えたバースターの分だけしかプレイしないという縛りを自分に課した。持っているX8バースターは1000以上あり、95個ずつ赤カプセルに詰めてある。自動的に個数が増えるのでその分と当日ハックして入手した分だけ使って、無くなれば切り上げて帰るのだ。
もともと破壊より構築が好きでバースターよりキーを多用するスタイルではあるが、敵も強い場所なので流石にそれでは足りず、中途半端で終わることが増えた。
休日の時間には余裕ができて楽にはなったが、そういう状態ではいかんせん飽きてくる。
HOでは他の方々が、バスも走らないような僻地にガーディアンポータルを作るための旅行をする話をしていたり、体力も時間も食われる難儀なミッションの話をしていたりする。聞いている分には面白いが、自分がやる余裕はなかった。
先日隣県に住む妹(緑AG)とその話をしていた。彼女も私と同じようにアノマリーや遠征とは無縁で、今では時々思い出したようにやるだけだと言う。あくまでも健康維持のためで、万歩計の代わりらしい。
そのうちまた歩きたくなるかも知れないから、アカウントは消さずに置いといたら?という。ありがたくアドバイスに従うことにはしたが、もしかしたら妹と違ってもうやらないかもしれないなあ、と思うのは上記の「飽きた」「時間がない」のほかにも理由があるからだ。
だらだら書いていたら夜中になってしまったので、それはまた後日書こう。